将来、鍼灸師として海外で働きたいと考えている方もいると思います。外国によっては日本で取得した鍼灸師の資格は使えません。新たにその国にある鍼灸師の免許を取り直さないといけません。
しかし、国によっては日本の鍼灸師の資格で通用する外国もあるようです。もしも将来、外国で働きたい希望があるのならば、日本の鍼灸師の資格が使えるかどうか、きちんと調べた方がいいでしょう。
私の方で国別にリスト化するのもありかと思いましたが、国際的な鍼灸師の免許の状況が、国によって年々変わっているように感じましたので、海外に興味のある方は各自で調べるのがいいかと思います。
鍼灸学校の先生に海外の鍼灸事情について聞いてみたことがあったのですが、詳しく知っている先生はいませんでしたね。それだけ海外で鍼灸を行うことを考えている鍼灸師は、今のところ少数派なのかもしれません。
ですが、少数派の考えだからこそ、日本で鍼灸を行うよりも競争率が低く、ライバルもいない状態で海外で鍼灸を行うことができるかもしれません。
日本と海外では鍼灸の受療率が違う!?
日本の鍼灸の受療率は低いですが、外国によっては高い受療率の場合もあるでしょう。また、日本で鍼灸だけで食べていくのは厳しくても、海外だと大丈夫なパターンもあるかもしれません。
特に発展途上国や新興国で、まだ日本より物価が低い国で鍼灸を行うのもありではないでしょうか。現在、駐在員や現地採用の日本人たちが海外で働いています。
外国によっては異国の地で日本人街が形成され、日本食のレストランやラーメン屋などがたくさんあるようです。
※日本にもコリアンタウン、ベトナムタウン、ブラジルタウン、中華街などがありますよね。
海外に住んでいる日本人向けに鍼灸治療を行う。鍼灸治療院を開業するのもありかもしれません。
※すでに海外で鍼灸院、美容鍼灸、鍼灸マッサージ院を開業されている日本人鍼灸師がいます。
海外で鍼灸関連のお店のホームページを見たことがありました。ホームページを閲覧する限り、海外に住んでいる日本人向けの鍼灸をやっている感じでした。
また、海外のボランティアで外国の人たちに鍼灸治療を行っているところもあります。日本で鍼灸を受療する人たちが少ないのならば、海外に目を向けてみるのもありなのではないでしょうか。
その気になればインターネットを通じて外国の人たちと交流を持つことのできる時代です。SNSなどを駆使して簡単に外国人の友達を作ることができます。
友達になった外国人たちに「あなたの国の鍼灸はどんな感じですか?」と海外の鍼灸事情を尋ねることもできます。インターネットに様々な海外鍼灸事情の情報が溢れていますが、やはり現地に住んでいる外国人に生の声を聞くのが手っ取り早いはずです。
中には鍼灸を全く知らない外国人もいますが、鍼灸を知っている外国人であれば、いろいろと教えてくれることでしょう。
オンラインで簡単に英語が学べる時代になった
鍼灸師として海外で働きたい希望があるのでしたら、英語の語学力はないよりも、あった方がいいです。
最近ではオンライン英会話で格安で語学を学べるようになりました。自分の都合にあわせて行えるのが魅力だと思います。
ネイティブと24h英会話
世界最大級のオンライン英会話
1週間無料体験キャンペーン実施中
旅の指さし会話帳を1冊持っているのも安心ですね。
また、船上で鍼灸師を行うのもありでしょう。当然、船に乗っている乗客は外国人なので、英語の語学力は必要になります。
ニュージーランドでは鍼灸が盛んに行われている!?
ニュージーランドでは鍼灸が急速に広まっているようです。それに伴い、鍼灸師の職業がメジャーになっていきているみたいですね。
海外で鍼灸師で働くことについて。随時、新たに分かった情報は記事に追加していけたらと思います。
さいごに
日本がどんどんグローバル化していくように、日本の鍼灸もどんどんグローバル化していけばいいと思います。海外では日本の技術や日本製品、また日本の飲食店での接客態度が海外の外国人から高く評価されています。
日本の鍼灸が日本だけにとどまらず、海外でも評価されていいのではないでしょうか。志高く、将来海外で鍼灸を行おうと考えている鍼灸師の参考になれば幸いです。