鍼灸学生生活

クラスでの自己紹介スピーチ

遅かれ早かれ、鍼灸学校に入学すると自己紹介をしないといけない場面が必ずやってきます。様々な年齢層、経歴の持ち主が集まり、3年間、同じクラスで鍼灸を学ぶわけです。自己紹介しないまま3年間過ごすなんてありえません。

もう一度言います。ありえませ~ん。ということで、想定される自己紹介をしないといけない場面を記載してみます。

・担任の先生の授業中
・クラス会
・はりや灸の実技時にペアを組んだ際
・クラブやサークル活動

鍼灸学校に入学した方の中には人見知りでしゃべるのが苦手な方もいるでしょうし物怖じせずにしゃべることのできる社交的な方もいるでしょう。正直、自己紹介なんて何を話していいか分からないという方もいるかと思います。

クラス会で何を話せばいいか分からない場合

事前に話す内容を考えておくことをおすすめします。私はある程度、事前に話す内容を考えてから自己紹介に望みました(笑)名前と出身地、年齢ぐらいの自己紹介でいいのかもしれませんが、どうせならもうちょっとプラスα付け足した話も織り交ぜたいものです。

だって鍼灸師になれば、一度も話したことのない患者さんに鍼をしたり灸をしたりするわけですよ。私は人見知りだとか、何を話していいか分からないからという理由で無言のまま患者さんに施術した日には、患者さんの方から「二度とあなたに施術してもらうことはないでしょう。さよなら」となるかもしれません。

犬も歩けば棒に当たるではありませんが、何気に散策すれば鍼灸院なり治療院等が見当たる時代です。毎年、4000人ぐらいがはり師、きゅう師の国家資格に合格し、鍼灸師になっている現実を踏まえ、コミュニケーション能力は必須でしょうね。
 
コミュニケーション能力は持って生まれたものもあるかと思われがちですが、本人がきちんと相手と接しようと望み、場数を踏むことでコミュニケーション能力は次第に磨かれていくものです。

自己紹介の場を、自分の話す能力の勉強の場としてやってみるのも面白いかもしれません。
※あくまで個人の考えです。

以上が、ざっくりとしたクラスでの自己紹介スピーチ内容となります。これから鍼灸学校に通おうと考えている方は、遅かれ早かれ、鍼灸学校に入学すると自己紹介をしないといけない場面があるということをおぼえておいてください。

それでは何かの参考になれば幸いです。

追伸

私は鍼灸学校の実技テストの際、いつもの実技の授業と同じようにしゃべりながらやってしまいました。実技の先生から「あなたはもう一度、実技テストを受ける必要がありますね!」と言われてしまいました。TPOって大事ですね。