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元気だった祖父が初期認知症になりました。

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日々、パソコンを使いこなしていた祖父でしたが、パソコンの操作もままならなくなったんです。私は少しでも何かできることはないかと強く思いましてね。考えた末、Skypeを利用し、祖父とテレビ電話で話すことにしたんです。

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パソコンの操作を忘れてしまった祖父に何度もSkypeの使い方を説明し、場合によっては祖父の自宅へパソコンの使い方を毎週教えにも行きました。

その甲斐あって、毎日、Skypeで祖父と祖母とSkypeのテレビ電話で話す日々が始まりました。話すことって高齢者の方には刺激になるんですよ。

Skypeで話していても祖父は無表情だったのですが、私はカメラの前で変な顔をしたり変な踊りをしましてね。何とか祖父に反応してもらおうと必死でした。

しばらくして祖父は私の真似をして、変な顔で返すようになりました。それから無表情だった祖父が少しずつ笑顔になり、ついには「あはは」と祖父が声を出して笑ったのです。

それは私にとって、胸が熱くなる瞬間でした。祖父と祖母とのSkypeを終え、私はこれから先の人生について考えたんです。

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相手と真剣に向き合うことで人は変わる瞬間がある。また、人と向き合うことで、私自身も変わろうと思う瞬間があった。私は困っている人を助ける鍼灸師になりたい。

鍼灸学校に入学し、東洋医学を勉強しようと決意しました。

鍼灸学校の受験に関して

父親の勧めもあり、私は鍼灸学校の本科を受験しました。鍼灸学校は本科と専科があります。

本科があん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家試験受験資格を取得できる課程。

専科がはり師、きゅう師の国家試験受験資格を取得できる課程。

最近では、はり師、きゅう師、登録販売者の国家試験受験資格を取得できる課程の学校もあるようです。

何故、鍼灸学生日記を始めたのか?

毎年、4000人ぐらいがはり師、きゅう師の国家資格に合格し、鍼灸師になっています。けれども全員が鍼灸師として食べていくには厳しい時代になっているようです。

鍼灸に関するものを調べ、私なりの結論がでました。はり師、きゅう師の国家資格を取得するのは、真面目に勉強に取り組めばなんとかなるかもしれない。はり師、きゅう師になってから、1年後、3年後、5年後、鍼灸師の仕事で食べていけるとは限らない

上記を踏まえ、私は険しい道に進むと覚悟した上で鍼灸学生になろうと決めました。鍼灸学生の時から鍼灸について考えて生きていこう。考えて、悩んで、時には立ち止まってしまうかもしれないけれど、とにかく進んでいくしかないんだ。

これからの鍼灸師は、治療技術はもちろんのこと、SEO対策、動画配信(YouTube、ツイキャス)、出版、電子出版(Kindle)、治療院のHPやブログ作成能力など、総合力を持つ必要があるのではないか。2014年4月に鍼灸学校に入学しました。

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